色々と重なる夏本番、よく見極めながら。

普段なら何かと期待の高まる梅雨明けと夏本番。

でも、今年は、猛暑・豪雨を含めかなり違う様相の夏になろうとしているようです。

昨年来の新型コロナの感染拡大がこのところ残念ながらまた勢いを増し、東京・神奈川などで4度目の緊急事態宣言となり、報道によれば、飲食関連営業、文化・スポーツ等のイベントや仕事、市民生活まで、広く人の集まりがさらに厳しく制限され、各種のトラブルも起きています。

そんな中で、今週には東京オリンピックが開始され、8月下旬からはパラリンピックが続く予定です。

しかし今は、ワクチンや検査の早期の完全実施、商売等での収入補償など、有効な感染防止と生活対策の推進こそが求められている時であり、五輪開催はいかがか、逆行ではないか?の世論も5割を超えるほどに高まっています。

「五輪開催がまるでイチカバチかの賭けのような扱いになっており、賭けられるのは国民の命ではないか?」「五輪をやるなら自粛なんてしない」「政治はもっと国民の命に責任を持て」と問う市民の声や行動も報道されています。

それにしてもパンデミックでの五輪開催は歴史上でも初めてのこと。これからも一喜一憂せず、自分を鼓舞しながら、報道を通じてよく見、聞きし、見極めながら進む夏なのかな?と思っています。

新コロナのワクチン接種もこれからが山場のようです。

皆様、猛暑にもどうぞ、十分ご自愛のほど。