今年もあと残すところ…

今日で10月も半ばに入り、今年も残すところあと2ヶ月半になりました。
そろそろ年末調整の時期だな~と、頭を悩ませている経理担当の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

◆そもそも年末調整って何?
サラリーマンの方は、毎月のお給料から所得税が徴収されていると思います。しかし、その徴収された所得税額が必ずしもその人が1年間に納めるべき税額とは一致しません。そのため、1年間徴収された所得税の合計額と、その人が本来納めるべき税額を一致させる必要があり、この手続きのことを年末調整といいます。
徴収された所得税の額よりも納めるべき税額の方が多い場合は徴収し、その逆は還付することになります。

サラリーマンの方は、年末調整の還付をちょっとしたお小遣いと思っている方も多いと思います(かくいう私もそうでした…)。毎月の給料から税金が天引きされているのでなかなか実感がわかないと思いますが、この年末調整をすることによってご自身の所得税の額が確定することになります。これを機会にご自身が支払っている税金について勉強するのもいいことかもしれませんね!

国税庁のHPでは今年の給与所得者の扶養控除等申告書の用紙がアップされています。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_01.htm

経理担当の方は忙しい時期だと思いますが、早め早めに対応して乗り切りましょう! 

サッカーに見る世界経済の動き

ここ数カ月、日本でも大きく報道されている欧州経済危機ですが、
その影響はサッカー界にも及んでいます。

欧州サッカーでは、毎年8月と1月に選手の移籍期間があるのですが、
今年の8月の移籍期間で目立ったのは、
経済状況が悪化しているイタリアからのスター選手の流出や移籍金相場の下落でした。

ここ数年、スペインやイタリア、イングランド、ドイツ、フランスといったヨーロッパの
いわゆる先進国のチームが数十億の大金を投じて選手を獲得していたのですが、
今や大金を投じて選手を獲得できるのは、
オイルマネーを背景にしたアラブ系企業・王族がオーナーのチームや、
天然資源による利益をバックにしたロシア、
国内経済が好調なブラジル、中国のチームが主です。

スペインやポルトガルでは選手への給与未払い問題が発生し、
庶民にとっては高額なチケットも売れ残りが目立っているようです。
最近は中国でも一部選手への給与未払いが発生しているという報道もあり、
経済成長鈍化とあわせて気になるところです。

また、こうした選手の移籍には、各国の所得税制も微妙に絡んできているとのこと。
外国人労働者に対する所得税率が高い国と低い国があり、
当然税率が低い国のチームはそれをスター選手獲得の武器として役立てています。
数億円の年俸を稼ぐスター選手にとっては、数パーセントの税率の差も大きな問題ですね。

税務の世界に身を置く者として、
こうしたスポーツの世界にも税金が絡んでいることについて、
なるほどと感じる部分もある一方、
スポーツにはそうした現実的な問題を無視した姿を求めてしまい、少し寂しい気もします。