元イスラエル兵のお話を聞いて

 先日、私の街で、ダニー・ネフセタイさんという元イスラエル空軍兵のお話しを聞く機会がありました。

彼は、「今回のイスラエルのガザ攻撃は、昨年10月にガザの境界付近で行われた音楽フェスティバルをハマスの戦闘員が襲撃したことが発端だった」と言います。

また、「ガザへのイスラエルの長年にわたる攻撃と封鎖に対して住民は憎しみを募らせており、それがテロに繋がっている」ともいいます。そして、ダニーさんは、自分の成長と合わせて、「学校では小学校から高校まで、旧約聖書を、教としてではなく、歴史と文化として学びました。そこでは、「私たちは神に選ばれた民族」であり、神から与えられた土地をパレスチナ人が奪ったと思っていた。学校で使われている地図には、パレスチナ人が存在しないかのようにヨルダン川西岸地区やガザ地区の境界線がきえているのです。」さらに「そこには、ユダヤ人の優越意識」があったとも話しました。「イスラエルは貧困率の高い国、軍事力がなければ国がなくなると考える国だが、日本は憲法9条のある国であり、国を守るのは兵器でなく外交、話し合い、だと教える国になってほしい。」と結びました。

ダニーさんは、退役後に旅行で日本に来たことがきっかけで現在日本にお住まいです。

 こどもむけに「どうして戦争しちゃいけないの?」あけび書房 1600円+税があります。

 梅雨、猛暑に向かう時期です。くれぐれもご健勝で。

労働保険申告について

実はこの時期、経理事務担当者はバタバタする時期でもあります!
その要因の一つは、労働保険申告・納付が近づいているからです。
順調に集計は進んでいらっしゃいますでしょうか。

前年の4月から今年の3月までの給与や交通費等を基に納付額を算出していきます。
ほとんどの事業者様が確定納付額が出せる時期になるかと存じますので、 是非早めの対応をお勧めします。

申告・納付期限が7/10になりますので、ご留意ください。

今後算定基礎届等もありますので、労働保険申告を正しく迅速な対応で 良いスタートダッシュになれれば幸いです。

税制改正

先週末に税理士会主催の職員研修に
参加しました。
大企業や国際に関する税制改正がメインで
中小企業に関係するものとしては
・賃上げ促進税制
・定額減税
が大きなものとしてありました。

バックナンバーで定額減税について
何度か取り上げておりますが
そこで触れていなかった内容を今回取り上げようと思います。

定額減税では1人当たり所得税3万円、住民税1万円が減税となります。
所得税の減税は6月支給の給与・賞与からはじまりますが12月までに3万円控除しきれない場合はどうなるのか、、?
答えは「年末調整で減額」です。
年末調整でも引ききれない場合は
残額が市区町村から給付されることと
なります。
市区町村のホームページでここらへんの内容を
掲載しているところもありましたので
ご興味がある方はぜひお住いの市区町村の
ホームページをご確認くださいませ。

物価高騰

電力会社各社が6月利用の電気代も値上げするとの発表がありました。
全社で値上がりするのが3ヶ月連続とのことで、これから冷房が
欠かせない時期になるので頭の痛い話です。

ブラジルの天候不良でオレンジやコーヒー豆の価格も上がり
牛肉や豚肉も飼料の価格高騰で値上がりし…スーパーに行くと
献立が決まらず店内をうろうろしてしまいます。

手間ばかりかかる軽減税率でなく、もっと好循環な政策が
出てくることを期待したいものです。

住民税における定額減税

5月の中旬頃から各事業所へ給与所得等にかかる
住民税の特別徴収税額の決定通知書が届きだしております。

住民税では定額減税を受けられる該当者に
対して本人分として1万円の減税を受けられます。

例年と違うのは定額減税を控除した残額を
令和6年7月~令和7年5月までの11回に分けて
毎月徴収することになっており、
ほとんどの方は令和6年6月は住民税の徴収が無いです。

控除時期を誤らないよう決定通知書を
よく確認の上で処理をすすめる必要がありそうです。