< ざわわ ざわわ ざわわ> と熱く

私は長年、町の市民合唱団に所属してきました。今年も9月のコンサートに向けて、マスクをつけての練習に文字通り?汗を流してきましたが、ようやく、楽譜を持たずに歌詞が少しずつ出てくるようになってきたところです。

 発表曲に二つ沖縄の曲があり、その一つが「さとうきび畑」です。<ざわわ ざわわ ざわわ>と出てくるあの歌です。

 77年前の出来事の時も今も変わらずに、風に揺れているさとうきびの太い幹と細長い葉、そして周囲にはどこまでも続く青い空と海。原曲通りに歌うと<ざわわ>は、66回出てくるそうです。

私たちは、編曲して、46回の<ざわわ>です。緑の波を打つサトウキビの畑。はじめは、簡単に思っていましたが、そのスケールの大きさ、深さになかなかについていけませんでした。

しかし、歌が訴えているものを思いながら、それぞれの<ざわわ ざわわ ざわわ>に、繰り返し挑戦中の夏です。

「朝日」6月22日付けで、作詞・作曲者の故寺島尚彦氏の長女さんは、「『いつか歌われないときが来てほしい』。父は何度もそう話していました。」とありました。私たちは、そういう日が来るまでは歌いたい、と思っています。  コロナ後の話もありますが、まだ続いている実態の報道も心配ですし、経営、ご商売上の諸対策もより強く求められていると思います。どうぞ、ご遠慮なく、ご相談ください。