ちょっと怖い「水の話」Ⅱ  多摩全域の「調査」から

7月27日の本欄の続きとなりますが、先の650人の血液検査を6月に行った市民団体「多摩地域の4種のPFAS(ピーファス)汚染を明らかにする会」は、続いてその時の参加人数が10人以下だった自治体を中心に検査を行い、この2回の検査で多摩地域全域の地域によるバラツキが分ったとしています。

検査を分析した原田浩二京都大准教授は「西多摩、南多摩に比べて、北多摩の参加者の濃度は高かった。東京の地下水は西から東に流れるとされているため、米軍横田基地が汚染源の一つになっていることは間違いない」と指摘。併せて「血液中の平均濃度が低い地域でも、高い濃度になっている住民もいて、自治体内の個人差が大きい」とも話しています。住民の団体は、健康影響を見極めるよう国や都による大規模な検査が必要と求めています。

ことが飲み水で、次世代にも渡る健康の基本の件ですから、私も目下、ぜひ知りたい願いの一つになっております。

 史上初の暑さ続きの夏でした。楽観できない経済の動きも続いております。               

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