消費税10%増税、1年後の10月に向けて

2019年10月から
消費税8→10%への増税となっていますが、今回の増税には、いろいろ変化があるのはご存知でしょうか?
これまでの消費税増税は、単純に税率で5→8%にするだけでした…が、今回予定されている案では、増税対象とするものとしないものに分類(複数税率化=8%と10%の2本立て)しなければなりません。
その後2021年4月にはインボイス制度=適格請求書等保存方式の導入が待っています。

複数税率では、週2回以上発行の新聞が増税品目からはずされています。
消費者、庶民にとって大事な食事・食料品に関して、店内飲食は10%で、テイクアウトは8%に仕分けされることになりますが、その境界はわかりにくいとの声も。さらに、食品提供の業者などにとっては、材料の仕入れから販売までに渡って、8%と10%の業者区分が必要になるなどの膨大な手間をどうする?なども切実な話題になり始めているようです。
ともあれ、大きな変化のある今回の増税の動きにその使われ方を含めて、今、納税者・庶民がどう考えるか?が大事な時期を迎えています。国税庁から、各世帯に送られている「消費税増税の説明特別便」でも納税者からの意見を求めています。この際、賛成、反対にかかわりなくどんなことでも遠慮せずに、まず、声を出していきましょう。