言葉の持つ力、意味など

先日、「がんと生きる言葉の処方箋」というドキュメントの映画を鑑賞しました。
多くのがん患者を診てきた先生が、医療の隙間を埋めるべく「言葉の処方箋」を処方し続け、その経験を映画にしたものです。
画面では、外来メディカル「カフェ」を全国各地で進めることで、参加した患者自身が言葉を掛け合い、お互いに生きる気力や意味を持てるようになって、生きる力を作り出していくという姿が紹介されていました。
「外に出なさい」、「解決できなくても解消はできる」「全力を尽くして、心の中で、そっと心配する」などの言葉が 大きな力になっていました。
たまたま、私には、ほんの2~3週間前にごく近い親戚のまだ若い母親の「がん」による急逝もあった折りで、この映画には、私のような患者近親者の一人にとっても、「救い」になった言葉もありました。

新型コロナウイルスの感染拡大への対応が切実な折になって手洗いなどの徹底が一層大事になっていますが、ぜひこういう時こそ、お互いの生きる力を元気づけられるようにしたいな、と思いました。
 
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