年末調整の準備が佳境です

またコロナ禍が深刻になってきました。都では飲食業への営業時短要請、近隣では一般消費者への不要不急の外出自粛要請を出した自治体もあります。地域によっては医療破綻が近いと予想されていることもあり、各自の感染予防意識が尚一層、必要となってきています。弊所では繁忙期に入り、さすがに自宅待機は難しいのですが所内の配置を工夫し、昼休憩でも密にならないよう気を付けています。お客様との打ち合わせも出来るだけ非接触で行っており、どうしても直接お会いすべき時は距離を十分にとり、換気も行っております。職員も各自、健康に留意し無理をしないようにしています。どこまでやっても万全ということはないでしょうが出来るところから気を付けています。

さて、健康に留意するには無理をしないのが一番ですが締切がある業務で、なかなかお客様から資料をお預かり出来ないと年末が心配なのが我々の業界の毎年の最大の悩みの一つです。ところが今回は出足が早い、と言うか混乱が早い!ほとんど全ての原因は新参者「基配所」です。説明を聞いている時は分かった気がするのですが、いざ書こうとするとどうしたら良いか混乱する方が多いようです。年調の質問も、ほとんどが「基配所」の扱い。ただ説明する側も一般的な返事だと結局「?」のままで終わってしまいます。疑問に思われた方には個別対応するのが一番だと思います。他にどんな所得がどれだけあるかを伺って記載方法を説明します。たかが年末調整のために従業員の皆様の事情を根掘り葉掘り伺う…ほんと嫌な時代になりましたが仕方がありません。給料事務担当の皆様、より正確な書類を集めるために頑張りましょう!