下水道を「長持ち」させましょう

私の住む町に「ふれあい下水道館」という施設があります。

地下25メートルほどにある管径4.5メートルほどの下水道幹線に入り、そこでリアルに流れる下水道を見られます。
そして、地下の3階分で、江戸時代からの水道、下水道の歴史、現状、水や環境問題などについて学べる、という施設です。

先日は、世界の下水道・排水処理の歴史とSDGsのお話がありました。
その中で、下水道の維持管理上で、市民に協力してほしい点の一つとして、油の処理への協力が呼びかけられました。

台所等で使う油類は、下水に流されると、管内に付着し、詰まりのおおきな原因になっているし、汚水処理への負担を重くしている。
油は使い終わったら紙類に染ませる等で、燃焼処理にしてください、というわけです。
幾枚かの古新聞をまとめて切り裂いた紙片にし、炒め物等の残り油の燃やす処理への転換を我が家でもようやく始めたところで、これを日常的にすすめたいと思っています。

環境の変化が厳しくなっているこの頃、まずはお互いに出来るところから、と痛感します。